歯の喪失・摩減により噛み合わせが狂い、下顎間接頭が後上方に移動し、
耳介側頭神経・鼓索神経と圧迫されて、聴力障害がおこることがあります。
高齢者の難聴は蝸牛(耳の組織)の毛様体の劣化損傷によっておこることが知られていますが、
噛み合わせの異常も原因であることが約90年前から報告されています。こういった症例に対応するよう噛み合わせを決定する方法に聴力測定を用いることが可能になりました。
聴力測定をしながら噛み合わせを決定することは、手間はかかりますが、聴力の保全といった意義は大きいと考えられます。
聴力を失うことは認知症のリスクを増大させます。
以下のような人におすすめです。
これらの人は顎の位置がずれ、難聴の予備群であり、認知症の予備軍でもあります。
70才以上で多数歯を喪失し、聴力に自信がない方はご相談ください。
保険外診療義歯に特殊な噛み合わせを測る装具を用意し、聴力測定を行います。
55,000円(税込)の加算で申し込み可能です。
当院では、従来の噛めないすぐ外れてしまう入れ歯ではなく、しっかり噛めてフィットする、見た目も自然で快適な入れ歯を目指しています。
良い入れ歯を作って人生を豊かにするお手伝いをいたします。
[院長名] 村井 正剛
[略歴]
昭和59年3月 岐阜歯科大学 卒業
昭和60年 岡山大学 歯学部
歯科補綴学第1講座
昭和63年 村井歯科医院
村井歯科医院
京都市右京区山ノ内西裏町15-2
TEL : 075-311-5811
駐車場:完備、車イス用スロープ完備